- CSV形式で出力する時にフィールド名が先頭行以外にも入ってしまうバグの修正
- BIGLOBEとBIGLOBE系CATVのバウンスメール解析対応
- 米国のShtrudel M@ilの81ドメイン分類対応(Webmail)
- ロシアのQIP.RUのドメインを幾つか追加で分類対応(Webmail)
- 管理画面MTAモジュールのページを新設(デモサイト内)
帰納的なBIGLOBE(とBIGLOBE系CATV)のバウンスメール対応
昔はMeshNetという名前のBIGLOBE |
SendmailやPostfixのようなオープンソースのMTAならソースコードを見てパターンを実装するという演繹的なアプローチが取れるのですが、そうでないMTA(Microsoft Exchangeとかアンチスパムアプライアンスとか)やメールサービスは、なるべく多くのサンプルを集めてパターンを網羅するという帰納的なアプローチしかできません。
BIGLOBEのサンプル
今回、新たなBIGLOBEのバウンスメールをサンプルとして入手できました。中身をみていると古代のSendmail (sendmail 8.6.X)とかなり似ている感じでした。しかし、sendmail 8.6.xのソースコードにないパターンもあるので、古代のsendmail改造版MTAかなぁと判断し、入手できたサンプルのパターンだけを実装しています。あと、本家のNEC BIGLOBEと同じフォーマットのバウンスメールを返してくるBIGLOBE系CATVも対応してました。ケーブルネット@つづきの森(@tmtv.ne.jp)と多摩テレビ(@ttv.ne.jp)、そして伊那ケーブルテレビジョン(@inacatv.ne.jp)です。他のBIGLOBE系CATVをご存知の方いらっしゃいましたら教えてもらえると嬉しいです(´∇`)
MTAモジュールのページ
管理画面(WebUI)だけの機能ですが、各MTA用解析モジュールの一覧ページを作りました。さっきのBIGLOBE(とBIGLOBE系CATV)用の解析モジュールはKanadzuchi::MTA::JP::Biglobeというパッケージ名です。
MTAモジュール一覧ページを作った理由は、オープンソースとしてリリースしている版には含まれないMTAモジュールが増えてきたので、それらのモジュールを持っているユーザさん(というかお客様)がどれがインストールされているか確認できるようにする為です。
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