SendGridの事を知ったのは米国のQ&AサイトQuoraでメール関係の質問を眺めている時に見つけました。SendGridは基本的に有料で一定数の電子メールをリレーしてくれるサービスですが、一日200通までであれば無料です。今回はこのFree Planに申し込んでみました。
米国のサービスなのでアカウント作成・名前や住所の入力・SendGridから送られてくるメールなど、全て英語です。
アカウントの作成
http://sendgrid.com/にアクセスして"Get Started"をクリックすると、有料プランの一覧が表示されます。配信する量に応じて5種類のプランが選べます。BRONZEであれば40,000通で$9.95/月、今は歴史的な円高なので、日本円で800円弱でしょうか。
今回はFree Planで試してみるので、ページの一番下辺りに``We also offer a Free Plan with 200 Email Credits per day.''と書かれているリンクをクリックすると、アカウント作成ページに移動します。
Account Credentials
最初にユーザ名(Username)とパスワード(Password)を入力します。このあたりはどこでも同じ要領ですね。パスワードの確認入力がありませんが、なくてもいいでしょう。ユーザ名は3文字以上です。ここで決めたユーザ名とパスワードは実際にメールをリレーする際のSMTP認証用ユーザ名とパスワードになります。
Provisioning Information
その下には連絡先を入力する欄が続きます。正しく入力しないとアカウントが有効にならないようなので、ちゃんと入れる必要があります。住所はXX cho 490, Muromachi shimodachiuri agaru, Kamigyo-ku, Kyoto, Kyotoという感じで、 電話番号は+81-75-xxx-yyyyという感じで入力するとよいでしょう。
全部入力したら"Create Account"を押します。
全部入力したら"Create Account"を押します。
確認メールとアカウントの有効化
アカウントの作成が完了したら、SendGrid SupportからYour New SendGrid Accountという件名で確認のメールが届きますので、そのメール内のActivate Accountと書いているリンクをクリックすると、作成したアカウントが有効になります。
再びSendGridのページにアクセスすると、右のような画面を見るでしょう。緑色のチェックマークが付いている部分は既にクリアした項目、赤色の×印は未設定の項目となっています。
Confirm Emailは確認メールのリンクをクリックしたのでチェックマークが入っています。あとはアカウント設定(Configure Account Settings)と通知設定(Configure Email Notifications)を済ませて待ちます。
再びSendGridのページにアクセスすると、右のような画面を見るでしょう。緑色のチェックマークが付いている部分は既にクリアした項目、赤色の×印は未設定の項目となっています。
Confirm Emailは確認メールのリンクをクリックしたのでチェックマークが入っています。あとはアカウント設定(Configure Account Settings)と通知設定(Configure Email Notifications)を済ませて待ちます。
4つの初期設定項目
Configure Account SettingsとConfigure Email Notificationsのところで、次の4項目を設定します。
- Click Tracking(メール内URLのクリック追跡)
- Open Tracking(メールの開封確認を追跡)
- Subscription Tracking(購読開始・解除の追跡と文言編集)
- Email Template(送信するメールのテンプレート編集)
これらの項目は、SendGridが単なるリレーサーバだけではなく、メールマガジンやNews Letterの作成・配信・管理・統計において有用なサービスとして機能するためのものです。ここは後からでも自由に変更・編集できますので、たちまちはデフォルトの設定でよいでしょう。
待つこと数時間
初期設定まで終わったら、"Get Started"のページが左の画面のようになっている事でしょう。Account Provisioningは数時間かかるようですので、気長に待ちます。
そこでSendGridのページから名前(First Name, Last Name)の最初の文字が小文字になっている部分を大文字に直し、電話番号(Phone)を携帯電話から固定電話に変更して、さらに待つ事数時間、ようやくアカウントが無事に有効になりました。名前か携帯電話かどちらがひっかかったのかわかりませんが、とにかくやれやれです。
失敗することもある?
実は、僕は最初のアカウント作成はうまくいきませんでした。ここまでの初期設定を済ませて待つ事数時間、"Account Provisioning Failure"ってメールが来て、おそらくAccount Provisioningで入力した内容に不備があったような感じでした。そこでSendGridのページから名前(First Name, Last Name)の最初の文字が小文字になっている部分を大文字に直し、電話番号(Phone)を携帯電話から固定電話に変更して、さらに待つ事数時間、ようやくアカウントが無事に有効になりました。名前か携帯電話かどちらがひっかかったのかわかりませんが、とにかくやれやれです。
"Account Provisioning Failure"ってメールが来たり、下の画像のように、DASHBOARDにメッセージが表示されている時は、何かしら設定の不備があるようですので、よーく見直す必要があります。全てクリアするまではメールは送れません。
まとめ
まだFree Plainアカウントを開設して数通のテスト送信をしただけなので、SendGridの利点や特徴についてはたいして理解していません。アカウント開設も、無料でお試しできるし、変わったフォーマットのバウンスメールが返ってくるのならbounceHammerで対応しようかという目的のみで、SendGridを使ってメール配信しようという予定も特にありません。
デフォルトで有効になっているアプリ(機能といったほうがいいかな?) |
しかし、英語に抵抗がなく、小規模な配信であればプランが選べますし、無料でお試しも出来るので、無料プランがない他サービスと比べるとSendGridもそこそこ使えるのではないかなぁという気がします。
機能は今どきのWebサービス
また、ざっくりと開発者向けドキュメントを眺めたところ、MTAレベルでのリレー方法(Sendmail, Postfix, Exim4)や、API(SMTP, HTTP)のPerl, Python, Ruby, PHP用サンプルが提供されていたり、データはJSONかXMLで流れてきたりと、今どきのサービスでメールまわりの開発がかなりしやすそうという印象を受けました。
SendGridは友達に紹介すると、紹介された人は最初の三ヶ月間は25% OFFの料金で使えて、紹介したアカウント(ここでは僕)は$20のクレジットが貰えるそうです!
もしSendGrid有料プラン契約しようかなぁって人いましたら、この紹介用のリンク→ Product Pricing | SendGrid あるいは左の画像からSign Upするといいかもしれない気がします。
アフィリエイト的なSendGridへのリンク
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