2013/09/22

二年ぶり三回目のYAPC::Asia Tokyo 2013

去年は宗教上の理由(法事)で行けなかったYAPC::Asia Tokyo 2013に前夜祭から行ってきました。

応募したトークは残念ながらと言うか概要がアレで落選したのですが、前夜祭のLTソンと本編LTへの参加、Perl入学式のお手伝いに行ってきました。

いつも新幹線で通過するだけの神奈川県に初上陸、東京に近い大都市やから超高層ビルが林立しているイメージがあったのですが、そうでもなくて意外にのどかな感じでしたし、宿の近くに猫も居ましたし、今回も楽しい祭でした。


9/19(木) 前夜祭

喫煙所でよくお会いしたうずらさん(Hachioji.pm)司会のLTソン::Tinyに参加して「猫とPerl〜応用編1」と題した発表をしました。Perlを使っているからにはCPAN Authorにもなってみようと冬に練習で作ったAcme::Nyaaも作りっぱなしではアカンと思い、そのモジュールを使った実用的な応用例として実装した猫プロキシ(nyaaproxy)のデモです。



理系的な文章(句点が「。」ではなくて「.」)とかShift_JISなWebページは猫にならない程度の雑な実装ですが、次にどこかで機会があれば喋るかもしれない「猫とPerl〜応用編2」のネタもあります。

あと、Perl入学式(大阪)に初期から参加されてて首席卒業と言っても過言ではないtomchaさんもLTソンに参加されました。

ちょっとまえにブログのタイトルもRubyがくしゅう帳→Perlがくしゅう帳(Rubyも)になってましたし、Perl Mongerとしての御成長著しい感じです。

9/20(金) 一日目

幾つか拝聴した中で、ベストトーク賞として僕が投票したものを二つ。

PSGI/Plack・Monocerosで学ぶハイパフォーマンスWebアプリケーションサーバの作り方

八月ぐらいからPSGIをちゃんと勉強して作成中の猫のやつをPlackベースにしたこともあり、Plackについての知識を分厚くするべく拝聴してきました。

接続の管理をUNIXドメインソケットで行い、空いているworkerに仕事を割り振るとというアーキテクチャで、Prefork型ながらC10K問題が発生するような大量接続でも捌けるそうです。

あとでkazeburoさんに聞いたところ、本番投入はしていないながらもTCP/IPの3 way handshakingで問題がでるようなケースが発生したら使用するだろうって感じの事を仰ってました。それとベストトーク賞第三位受賞おめでとうございます。

mod_perlの展望とApacheの超絶技巧


mod_perlの神と呼ばれるxtetsujiさん、少し前にApacheでSMTPサーバを実装したというスライドを拝見してから、数少ないであろうSMTPクラスタにも属している方であると思って、一度ご挨拶したいこともあり、拝聴してきました。

スライドの中でも少しSMTPについて言及されていたので、「SendmailやPostfixが存在するのにApacheでSMTPサーバを実装したメリットは何か」という質問をし、「ガラケーの絵文字変換で一般的なMTAを使う事に比べ、パフォーマンスにかなりの差があり、プロセスのfork()の面でApache+mod_perlを使うほうが合理的である」という感じの回答を頂きました。

懇親会の後で行ったHub

xtestujiさんとは懇親会の後で行ったHubにてちゃんとご挨拶出来ました。Hubでは同じくご挨拶したいと予てより思っていた Hokkaido.pm のaloelightさん (いつもbounceHammerを使って頂いているそうでありがとうございます)ともお会い出来て、Hokkaido.pm へ行くので宜しくお願いしますとか、池波先生は素晴らしいとか、そんな話をさせてもらいました。

Hubではギネスビールしか飲んでなかったので、帰りにお酒を飲んで猫を見て宿に帰りました。

9/20(金) 二日目

二日目もベストトーク賞に僕が投票したの二つについて言及します。

Mojoliciousでつくる!Webアプリ入門

喫煙所でよくお会いしたゆーすけべーさんKansai.pmでお会いして以来です。

仕事でWeb関係の何かを作る時はMojoliciousを使っているので、今後の参考にという意図もあり拝聴してきました。いつも猫タグのネタを拝見する「ボケて」もMojoliciousで実装されているので、実践的な内容でしたし名前空間を分離しておくところは参考になりました。あと、ベストトーク賞受賞おめでとうございます。

Perl入学式

Perl入学式 in YAPCの様子
Perl入学式が大阪で始まった頃からたまーにお手伝いしていたので、猫の手程度に役立つかも知れん気がしないでもないのでお手伝いに馳せ参じてきました。司会は就職先の会社の地域PM担当papixさん、講師がpapixさんの奴隷としてよく訓練されたbool_foolさんです。

何度かお手伝いしている中で、やはり環境構築が最も鬼門であると思います。僕は複数のPerlは/usr/local,/opt,/opt/localに三種類入れて適当に切り替えるのでplenvperlbrewも使ってないのですが、その場でビルドし始めると多少時間はかかるものの、plenvでの導入が最も簡易なので、plenv+Perlのバイナリパッケージを作るとか、Perl入学式用のサーバ用意して、そこにSSHで入ってログインするとか、あるいはダウンロードして実行するだけの仮想サーバを用意するとか、環境構築を楽にする為の最適解はなんかあるのかないのかどうなのかという感じです。

あと、テキストで猫モジュールが出てきたので、予め日本語のREADME.md作っておけばよかったかなとは思いますが、猫の社会的地位に貢献した感じです。

LT Day2

参加するからには何か喋る事を個人的に義務づけていますので、LTに参加しました。前にKyoto.pm発表したHainekoをPlackベースにした点とかざっくりした概要です。

初参加の2010年はVGAアダプタ忘れたのでnekokakさんに、2011年はアダプタはあれど映らないのでlestrratさんにMacを借りて発表し、今年は誰に借りようかと物色していましたが、ちゃんと映ったので遂に自分のMacで発表しました。



Kyoto.pmでお会いしたsongmuさん、今回ご挨拶する機会がなかったのですがいつも言及ありがとうございます、奥方様がすごい美人であると多方面から聞いています。
お会いした事がないので面識はないのですが、アイコンがかわいいのと検索した結果の「SMTP滅びろ」的なツイートで何度か拝見したことがあります。

The last YAPC::Asia

YAPC::Asia Tokyo 2013スタッフのみなさん
閉幕の時に ``The last YAPC::Asia'' と発表され、非常に残念ではありますが、今迄の開催お疲れさまでした && ありがとうございました。

来年はあるのかないのか、YAPC::Asia Tohokuか、一昨年ぐらいに耳にしたYAPC::Asia Hokkaidoか、どうなるのかわかりませんが、同じような規模での開催でなくともPerlのお祭りですし、東京以外の開催なら美味い地酒に旨い肴に温泉という楽しみが増えるような気もしますし、YAPC::Asia万歳。

さて、夜中にサーバメンテナンス作業が予定されているのと、ひかり号にしか乗らないので後夜祭は行けず仕舞いで京都に帰ってきましたが、ブログを書いたので僕のYAPC::Asiaはこれでおしまい、今年もありがとうございました。

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