2012/04/29

三毛猫.vimとロシアンブルー.vim

猫がかわいい
うちには柴犬が一匹いますが、猫も好きです。というより犬か猫かどちらか一方を選ばねばならない状況では十中八九猫を選びます。

僕の周りは犬派の人ばかりで、親も兄弟もネコより犬、僕だけがネコ派でした。おそらく幼少の頃に親しんでいたドラえもんやトムとジェリーが、少し大きくなってからの魔女の宅急便や猫の恩返しが、それぞれ影響しているものと思われます。

うちの柴犬(八兵衛)は日中暇そうにしているので、僕が散歩につれて行く時はなるべく長距離コースで1時間以上3時間未満ぐらいで出かけます。それ以外の時間は、野良猫でも来て遊び相手か話し相手になってくれたらええなぁと思いますが、なかなか来ません。僕もいろんなネコと親睦を深めたいのですが、そもそも毎日ネコを見かける事も少ないので、専らInstagramでネコを眺めたり猫の大家さんでネコと遊んだりしています。

さて、本題はネコの色っぽいVimの色テーマを作った話です。ネコは出てきません。
内容は「自作のVim色テーマをgithubで公開しました」の続きです。同じ色テーマも暫く使っていると飽きてくるので、定期的に入れ替えたり、発作的に新しいのをつくったりしています。とは言え、さぁ作るかって感じで作れるものでもなく、何かを眺めていて「ええ配色やなぁ」と思って作る感じです。今回はネコの写真を見てて作る事にしました。

使用する色は、例によって日本の伝統色から選んでいます。

三毛猫 - Calico Cat

日本猫の代表とも言えるであろう三毛猫です。有名猫では駅長から執行役員に昇進した三毛猫のタマさんが思い浮かびます。最近ではテレビで推理をしている(番組見てないので伝聞)シュシュさんも有名猫らしいです。三毛猫は白・黒・茶色の配色が美しく、遺伝的なあれで雌ばっかりみたいです。

さて、Vimの色テーマですが、最初は白を基調として作ったのですが、どうにも白が強過ぎてあんまり三毛猫っぽくないというか、三色のバランスが悪い感じがして、黒を基調として作り直しました。黒を基調とする事で、黒と白、黒と茶色(使用した色は橙系)がより際立って、最初に作ったのよりは三毛猫っぽくなったような気がします。一部の文字でピンク色(鴇色)を使っていますが、これは肉球です。

ロシアンブルー - Russian Blue

三毛猫を作って満足したのですが、一匹だけでは寂しかろうと思い、色が特徴的なロシアンブルーを作る事にしました。ロシアンブルーは高級絨毯のような、なでなでしたくなる美しい毛並み、端正な顔立ち、宝石のような名前が魅力的です。本物のロシアンブルーとは触れ合った事も遊んだ事もないので、性格的な特徴はわかりません。

作った色テーマは、背景色をロシアンブルー猫の毛並みに近いであろう藍墨茶を使いました。キーワードを表示する色は、ロシアンブルーの名前に引っ張られて青系を使っています。三毛猫と同じく、一部の文字(\nとか)はピンク色(鴇色)で、やはり肉球です。

他の猫、今後の展望

昔うちに出入してた猫の姉弟・姉(白)と弟(雉寅)
三毛猫(mikeneko.vim)とロシアンブルー(russian-blue.vim)は、githubのvim-colorschemesリポジトリに二匹とも入れています。

色テーマの表示具合確認は、よく使うPerl, Shell Script, C, HTMLあたりでのみ行っていますので、他の言語では色のバランスが悪いかもしれないです。

気が向いたら、作りやすそうなトラ猫、シャム猫、三毛猫を少し改造してサビ猫を作るかもしれません。

しかし、より忠実にネコを表現するためには、写真も重要ですがやはり肉眼で様々なネコを見て、直接なでなでして、この耳で声を聞き、五感でネコを感じる事によって得られるであろう猫というSTYLEの理解が最重要であると考えます。近所に住んでいる白黒八割れ、茶寅はいずれも野良猫(意識の高い猫さんによればノマド猫と言う)なので、容易な接近・接触は困難です。

また、既に作った三毛猫.vimとロシアンブルー.vimも品質向上を目的として、やはりもっと彼らと触れ合う事が必要であるのは言うまでもないところです。


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