2008/03/16

六ケ所村の核燃料リサイクル

イエローケーキ = 粉末のウラン
青森県をもう少し北上しようという事で下北半島方面に。道の青い看板に"六ケ所村"とある。核燃料リサイクルとかのニュースでよく聞く六ケ所村かな、と思って村内をうろうろしていると温泉発見! ろっかぽっか というスパハウス。

日曜日だけあって家族連れが多く、駐車場もほぼ満車状態、フロも混んでそうな感じ。ふと見ると入り口に「六ヶ所原燃PRセンターのスタンプで200円割引」との文字が。時間潰ししてきたら込み具合もマシになるかと思って、原燃PRセンターへ向かう。


六ケ所村原燃PRセンター


時間潰しのつもりで行った六ヶ所原燃PRセンター、なかなか勉強になった。まとめると、

低レベル放射性廃棄物を入れるドラム缶
  • 原子力発電所で使った使用済み核燃料を六ケ所村の原燃再処理工場に送る
  • 使用済み核燃料はその97%が再利用可能なので再処理工場でウラン・プルトニウムを取り出す
  • ウラン・プルトニウムをとり出した後の残りカスは高レベル放射性廃棄物として地中深くに埋める
  • 取り出したウランは濃縮して発電用の燃料として使えるようにウラン235の濃度を高める
  • 残りのウランはプルトニウムと混ぜてMOX燃料を作る(プルサーマル用)
  • 低レベル放射性廃棄物は黄色のドラム缶に入れてコンクリ詰めにして埋める
  • 濃縮したウランとMOX燃料は発電所でまた燃料として使える←ここ重要!

この日本原燃って会社、Wikipediaで見ると資本金が2000億円!

ろっかぽっか(再)

原燃PRセンターで二時間ぐらい見学した後、スタンプもらって200円割引で入浴。フロにはヒバの木で作った球体が浮かんでた。そして今日も蕎麦が食べられなかった...



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